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やっとパティシエになれた気がします

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Journal of Términus

やっとパティシエになれた気がします

気付けば川越のパティスリーをオープンする日まで3ヶ月を切りました。

今の職場で働くのもあと何日かなと数えるくらいになってきて、ありがたいことに送迎会などを催してくれて嬉しい限りです。

唐突ですが、私は今の職場が3つ目の職場になりパティシエ歴としては十余年になります。

ここ最近これまでで一番と言えるくらい自分の作るお菓子と向き合ってきているなと感じます。

そんな中で思うのがタイトルの通り、

「やっとパティシエになれた気がする」

ということです。

勿論これまでもこの業界に足を踏み入れた時からパティシエとして、プロとして責任を持って働いてきました。

その時その時の自分で出来る全力を出して向き合ってきたと自負しています。

お客様の気持ちを裏切ってはいけない。

時間とお金に見合う商品をプロとして提供しなければいけない。

そういう気持ちが強かったように思います。

ただ、今は少しだけ心境の変化があって、

お菓子を作るのってやっぱり楽しい

という想いで溢れています。

身体的には常に寝不足で、仕事中は常に動いているので眠気はないのですが終わって家に帰ってきたら睡魔が襲ってきて、それとの毎晩格闘を繰り広げています。

正直に言うと、なかなかの強敵で負けてしまう日もあります。

そういった日々の中で改良を重ねていって、良くなったり、悪くなったり、一進一退を繰り返しているのですが、その日々が辛くて苦しくて、とても楽しいです。

お客様へ届くお菓子がもっと美味しくなればいいとは今も変わらず思っているのですが、それ以上に「もっと美味しいお菓子を作りたい」という気持ちがあって、これまでのパティシエ人生の中ではじめての気持ちかもしれません。

パティシエはこうあるべきという、べき論をするつもりはなく、自分の中でパティシエという仕事を選んで、パティシエとして生きていく、これが私なのだとここ最近はお菓子を作る時間の中で自分を見つける事が出来ているようなそんな気がしています。

自分で文字を入力していても上手く言語化できていないのが分かるのですが、私はパティシエとして生きていこうと決めた根源的な動機に一周回って触れられたようなそんな事を考えています。

諸先輩方からしたらまだまだひよっこの部類かもしれませんが、パティシエとして胸を張ってこれからも人生を歩んでいこう、そう考えています。

残り3ヶ月ないですが、今は大変なこの時間を精一杯楽しみたいと思います。

引き続き応援よろしくお願いいたします。

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