フィナンシェの試作(糖類の使い分け)
焼き立てのカリじゅわな食感を求めて試行錯誤。

食感について調べていくと、お砂糖選びは単なる甘味ではなく「食感」と「焼き色」、「風味」を左右する重要ポイントでした。
お砂糖の使い分けについて✍️
・グラニュー糖
甘さのキレ、表面のサクみ 。外側がカリッとしやすく、バターの香りをストレートに引き立てる。
粒子の結晶がしっかりしているため、焼き上がりの表面がカリッ・サクッと仕上がります。中はふんわり軽め。
スッキリとした黄金色。
甘さにキレがあり、雑味がないためアーモンドの香ばしさとバターの風味が一番ダイレクトに感じやすい。
・粉糖
粒子が細かいため、しっとりと密度が高く、口溶けの良い上品な仕上がりに。
生地への馴染みが速く、きめ細やかで密度が高い「しっとり・ほろり」とした食感を目指したいとき。
全体にムラなく、上品で淡い焼き色がつく。
口の中でスッと溶けるため、甘みがマイルドに感じられ、全体的にリッチで上品な印象に。
・きび糖
コクと風味付け。 精製度が低いため、バターの焦げた香りと相まって深みのある茶色とコクが出る。
少し水分を吸いやすいため、やや「ねっちり」とした粘りのある食感になりやすい。
仕上がりは深みのある濃い褐色に。
独特のコクと香ばしさがあり、「焦がしバター」の風味と合わさるとキャラメルのような濃厚な味わいに。
🐝液状甘味料の目的
→しっとり感をキープする!
「保湿剤」としての役割が強く、時間が経ってもパサつかない生地に。
・蜂蜜
強い保湿力と、独特の華やかな香り。
焼き色が強くつきやすくなるので、美味しそうな「こんがり感」が出せる。
・トリモリン(転化糖)
非常に高い保水性があり、翌日以降も「しっとり・ねっちり」を維持。
結晶化を防ぐので、口溶けの良さが抜群に良くなる。
・水飴
粘りと弾力のある食感。
蜂蜜のような香りがつかないため、素材(ピスタチオや紅茶など)の香りを邪魔したくない時に。
日常的に使っていても使い分けがわかっていませんでしたが、それぞれの効果を知ることで目指したいお菓子に近づきます✏️


